ベンツマーク校サッカー部の2023年の挑戦が始まりました。イレブンへの応援を宜しくお願い致します。

ブレーブブロッサムズの活躍がもたらしてくれるもの 。

明日20日、日本代表は初の準々決勝に臨みます。
と言っても、サッカーではなくラグビーの話。
サッカーのW杯アジア予選も始まっていますが、国民の関心は断然前者の方にあると言っても間違いないでしょう。

さて、家の話。
そのラグビー日本代表の試合をテレビで観ていた時のこと。
嫁さんがポロリと。
‘ ラグビーはサッカーと違って痛がらないからいいね。’

サッカーもある意味、格闘技。
「相手を削る」という言葉があるくらいです。
ただ、あのラガーマンたちの死闘を見ていると、サッカーの選手たちはなんであのくらいで痛がるの?と思うのは彼女だけではないと思います。

サッカーの試合の放映を見ていると、‘ マリーシア ‘と言う言葉が耳に入ることがあります。
「ずる賢いプレイ」という意味で使われています。
ずる賢いと聞くと、汚いプレイと想像してしまうかもしれません。
しかし、それは違います。

マリーシア とは、勝利をつかみ取るために考えられた戦術です。
試合終了前に、無駄な失点を防ぐためにボールを回し続けるというプレイもその一つです。
これは前回のW杯でサッカー日本代表も行いましたね。

一方、やはり同じようによく聞く言葉に ‘ シミュレーション ’という言葉があります。
「ファールをされたふりをする行為」と言えば良いでしょうか。
足をかけられてもいないのに、かけられたふりをして倒れる。
正当なコンタクトプレイに対して大げさな痛がり方をして、あたかも違法なアタックを受けたかのように振る舞う。

サッカー界、特にプロの世界では少なからず見られる違反行為です。
これは前述のマリーシア とは異なります。
嫁さんのように「サッカーの痛がり=ふり」と思ってしまう視聴者が少なくないのも、やはりそれなりの理由があるからだと思います。

現在、快進撃を続けているラグビー日本代表。
少年ラグビー教室の中には ’入会待ち‘が出ているところもあるようです。
彼らの競技に対する真摯な態度、勝利に対する貪欲な姿勢・勇気、共に死闘を繰り広げた相手に対するリスペクト。
そういう姿を直に目にすることが出来たこと、身近なことと感じることが出来たことだけでも、日本におけるラグビーワールドカップの開催は成功だったとわたしは思っています。

そして、ブレーブ・ブロッサムズの活躍に感謝したいと思っています。

がんばれ、ベンツマークイレブン。

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