今となっては稀有な、2013年インハイチーム
ベンツマーク高校サッカー部にとっての2023年度のインターハイが先日終わりました。
あれから10年、同じ試合会場で予選開始。
あのチームのことを思い出していました。
この写真。
ベンツマーク校の旧ホームページ 高校サッカー部のページに掲載されていたものです。
2013年インターハイ 都大会一次2回戦勝利後に撮られたものです。
支部予選から5連勝して、東京都大会1次ブロック決勝まで駒を進めました。
この時点で都ベスト20。
この試合に勝てば、スーパーシード校が参加してくる二次に出場することができる。
サッカー部史上、単独最高戦績を残せるところまで来たのでした。
残念ながら、その夢は実現しませんでした。
しかし、高校の東京都大会で2勝。
高校部の部員なら、この大変さを分かってくれると思います。
このチームは、今となっては稀有なチームでした。
それは、この大会の臨んだ高三生のメンバー数。
東京都大会
1回戦スターティングメンバ―
高一生1名・高二生1名・高三生9名。
2回戦スターティングメンバ―
高二生1名・高三生10名。
ブロック決勝スターティングメンバ―
高二生1名・高三生10名。
1回戦、2回戦こそ高一生が先発または途中出場しましたが、ブロック決勝は高二生1名と高三生10名の構成で戦い終えました。
ベンチ入りメンバーも多くが高三生だったと記憶しています。
力のある選手が多かったということもありますが、メンバーが欠けずに残っていたということも大きかったと思います。
ちなみにわたしが観てきたベンツマーク高校サッカー部のうち、ほぼ高三生で大会に臨んだチームはこの1チームだけです。
強豪校と呼ばれるチームは、おおよそ、高三生主体のチームになっていると思います。
中学校の時ほど年齢が力に影響はしないと言えども、やはり最上級生の力や存在感は特別なものであることは間違いないでしょう。
ただし、昨今の進学校部活動ではこういうチーム構成は少なくなりつつあります。
これは憶測ですが、これから先、ベンツマーク高校サッカー部でこのようなチーム構成は見ることができないのではないかと思っています。
2013年インハイチームは、今となっては本当に稀有なチームだったわけです。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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