両校の健闘を称えて。(中学部・2019年秋)
‘ 素人、わたしや今日の試合をご覧になっていた皆様がその目で見たもの、感じたことは大枠で当たっている場合が多いとわたしは思っています。’と先日申し上げました。
今日の試合。
試合後に皆様が彼らに送った、あの拍手の大きさに尽きると思います。
素晴らしい試合でした。
両校イレブン共に、持てる力を出し切ったのではないでしょうか。
初めて彼らの姿を観た区準決勝。
支部でのこの二試合の躍動は正直、想像出来ませんでした。
強く速く。
勝ちたい気持ちが強く強く伝わってきました。
子どもたちの成長には、本当に驚かされます。
秋は種まきの時期。
夏までの学びの時期。
水色のユニフォームの彼らは教えてくれました。
ボールの支配率、スペースの保有率は君たちが上回っていたかもしれない。
けれどわたしの目には、君たちの絶対的な得点機は一度もなかった。
彼らが最後の一線を死守していたから。
彼らのディフェンス力。
これを彼らから学び、自分たちのものにしなくてはいけない。
彼らは教えてくれました。
一点の重みを。
彼らはこれから始まる上位大会に出場する。
公式フォトフレームに収まり、まだ見ぬ相手と戦う機会を得る。
君たちには、明日から普段と変わらぬ練習が待っている。
君たちがその機会を得るには、半年以上もの長い時間を待たなくてはいけない。
彼らは教えてくれました。
悔しさというものを。
今日の試合の後では、わたしが言える苦言はこれくらいしか思い浮かばない。
来夏に君たちが大きな花を咲かせるよう。
大きな向日葵になれるよう。
・・・わたしの楽しみが一つ増えました。
新人戦支部決勝
0-1.
イレブンのみんな、ありがとう。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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