サッカー小僧へ、中学のサッカーに求められるもの。
- 2020.04.29
- その他
インターハイの中止が先日、全国高体連から発表されました。
本来ならば行われるべきものが行われないというのは、本当に残念で仕方ありません。
今春、ベンツマーク中学に入学した新入生。
本来ならばベンツマーク校生活に少しづつ慣れ始めた頃なのだろうなぁと思います。
そして、そろそろ部活のことを考え始める時期なのかもしれません。
さて、これから中学サッカーに触れていくサッカー小僧たちが求められるだろうもの、
やっておくと役にたつだろうことをお話ししたいと思います。
偉そうなことを言いましたが、あくまで観戦好きの親父の話として聞いてください。
中学サッカーで身につけること。
完全にとは言わない。
走ることへの苦手意識を払拭していくこと。
わたしは、もうかれこれ10年ほどベンツマーク校サッカー部の観戦を続けています。
その学年学年ごとに、目につく選手が数人、毎年必ずいます。
彼らは六年間、中心選手としてチームを引っ張っていくのだろうと初見でそう思います。
しかし、みんなが気にする必要は全くありません。
そんな同級生は、あくまでも少数です。
では、どんな選手が試合に出てくるのか。
どんな選手が、チームにとって最終的に必要とされるのか。
球際で頑張れる選手、苦しい場面でも頑張れる選手。
わたしはそう思っています。
このブログでも馬鹿の一つ覚えのように、球際球際と言ってきました。
球を奪える権利、球を奪われてはいけない責任。
球際の攻防は、意識の話です。
チームの勝利のための高い意識を持ち続けられる選手。
そんな選手たちが、ゆくゆくは重宝がられていくとわたしは感じてきました。
球際を頑張れる選手は、勝つために必要な選手と認められていくとわたしは思っています。
球際の攻防は地味に体力を消耗して行きます。
奪われたボールを取り返しに行くことは、気持ちも身体もつらいことこの上ありません。
行きたくとも行けなくなります。
いえ、頑張ればいけるのに行かなくなります。
気持ちが切れるのです。
意識を保つことを支えてくれる一つは、走力・持久力でしょう。
ベンツマーク中学サッカー部の部員はよく走っています。
走らされています。
長男たちも、神宮外苑で走るだけの練習をよくやっていました。
練習試合中も、次の試合までグランドの外をよく走っていましたね。
相手校の選手たちが、気の毒な目をしてよく彼らを見ていました。
長く走ることが苦にならない選手がいます。
もちろん、大の苦手な選手もいます。
そんな君たちは、自主的な努力が必要になるかもしれません。
どこかでやらなければ、差は埋まりません。
中学のサッカーでは「走れないこと=何もできないこと」と考えた方がよいと思います。
今は走れなくとも、走って、走って、走って、今よりも走れるようになればよいのです。
球際で頑張れる選手、苦しい場面でも頑張れる選手。
君たちがそんな選手になってくれることを楽しみにしています。
このコロナ騒動が一日も早く終息しますよう。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
-
前の記事
夏の高校総体、初の中止。 2020.04.27
-
次の記事
読み返したら面白かった記事(#6)ー 愛さえあれば年の差なんて 2020.05.05
コメントを書く