秋は種まきの時期
中学部の新人戦が終えたことを伝える記事の中で、わたしが毎年のように使う言葉があります。
’ 秋は種まきの時期 ’
種はいつまくのか。
わたしは、勝とうが負けようが「種は大会後にまく」ものだと思っています。
わたしが観続けてきた限り、ベンツマーク中学サッカー部で秋に続いて次大会で都大会に出場した学年はありません。
それはなぜなのでしょうね?
わたしは素直に ’思い上がり、勘違い’ だと思っています。
確かに、秋に都ベスト8、翌夏に支部でTM中学と激戦の末PKで敗れた学年もありました。
別格チームと当たって運が悪かった。
残念ながら、それはいいえ。
区を首位通過しなければ、支部でこの学校とあたる危険性があることを分かってました。
なら、なぜ区で負けた。
彼らの力ならば、十分勝ち抜けたはず。
厳しい言い方ですが、過信としか思えません。
わたしが見続けてきたベンツマーク中学サッカー部で、夏に都大会出場した学年は必ずと言ってよいほど秋に負けています。
(※勝つことに越したことはありません。上に行けば、また違うものを見ることができます。)
この話もこのブログで何度話したかことでしょう。
ある学年の話をわたしはよく話してきました。
この学年は中二の新人戦で、支部予選にすら進むことができませんでした。
わたしが知る限り、唯一の区敗退チームです。
大会後、サッカーへの思いの違い・指導方針への反発などで選手が少なからず部を離れました。
その後の試合で、あまりの顔ぶれの変わり様におどろいた程でした。
それから半年後の春季大会。(※当時は、春夏秋と大会がありました)
都大会2回戦進出。(最終第三位校と対戦)
夏の全国中学サッカー大会。
都大会2回戦進出。(最終第三位校と対戦)
高円宮杯東京都予選会進出。(F東むさしと対戦)
秋に負けるということが、部員たちにどれだけ大きなショックを与えることか。
チームが変われるチャンスをもたらすことか。
秋は種まきの時期。
このチームも来夏の収穫に向かって種をまいていくことでしょう。
サッカーに真摯に向きあえば、見えて来るものがある。
”信は力なり”
彼らのこれからの成長を楽しみにしたいと思います。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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