今出来ることはやり切りました。(2016.12.4)
地区準決勝。
0-1.
試合後、いつもの懇親会。
たまたまこの試合を観戦した、他校の指導者の方と話す機会を持ちました。
その方々に今日の試合の感想を聞きました。
`相手校は地区で頭一つ抜きん出ていました。
正直、ベンツマーク校がここまでやるとは思っていませんでした。
やれる事はやったのではないかと思います。’
わたしとは違った感想を持っておられました。
残念ながら完敗とわたしは思っていましたから。
その指導者の方たちと数時間話したでしょうか。
彼らは口々におっしゃっていました。
‘次にあの学校と対戦する機会があれば、今日のベンツマーク校と同じ戦い方を指示するでしょう。
あのセットプレイからの一点だけでしたね。’
監督先生も試合中に繰り返しおっしゃっていました。
`やることは同じだよ’
冷静に考えればその通りでした。
相手校は多数のシュートを放ちました。
が、ことごとく枠から外れて行きました。
それはベンツマーク校イレブンたちが直前までプレスをかけ続けていたからです。
決して相手の自由にさせず、チャンスを見つける。
普通の高校生が努力で補えることを、現時点でやれることを、彼らは精一杯やったのだと思います。
初戦、4-1からのまさかの同点劇。
そこから芽生えたDFへの気持ち。
チーム一体で全力で相手に立ち向かう姿勢。
そして、このレベルの強豪校を一つ、二つ倒さなければ都大会に出場出来ない高校サッカーの現実。
この秋は彼らにとっても実りの秋となったのではないでしょうか。
次は春。
彼らはわたしの想像を超える成長を、必ず見せてくれると思います。
この大会を通して見せ続けてくれた様に。
君たちのおかげで本当に楽しい秋だった。
本当に本当にありがとう。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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