この支部組合せをどう見るか。(中学部・2019年秋)
昨日、支部予選の組み合わせが発表されました。
この組み合わせをどう見るかと問われたらという仮定でわたしの感想をお話したいと思います。
第一印象。
良いブロックに入ったと思います。
支部の組合せとして避けて通りたい要素が二つあります。
第一。
この要素はかなり大きい。
TM中学校と同じブロックに入ってしまうこと。
第二。
支部最大勢力である他区内の私立校と同じブロックになること。
この区の私立校には、都常連校が少なくとも三校あります。
今回組合せとなったブロックは、この二つの要素を避けることが出来ています。
そういう意味で ‘ 良いブロックに入った ’ と感じました。
さて、個別に見てみます。
初戦のO校。
他区の強豪校です。
支部では常連、都でもよく目にする強いチームです。
ただ、学年間の力のギャップが大きなチームではないかとも感じています。
毎年ここまでの力は最低限キープするが、どこまで弾けるかはキープできないという感じでしょうか。
ある意味、ベンツマーク中学と似た者同士。
区予選を見ても一次で一分け、二次で前述のTM中学校に大差で敗れています。
これら直近の戦績を鑑みても、ベンツマーク中学と似た者同士。
同ブロック、隣の山。
ベンツマーク中学と同区の優勝校である、K中学が入っています。
対戦相手は他区公立校。
後者も区一次でぶっちぎりの首位通過をしていることから、侮れないチームだと思います。
が、個人の見解で申し上げるならば、K中学が勝ち上がってくるのではないかと思っています。
それは、K中学が区優勝校である共にその予選において得点19-失点1、特に二次予選(決勝トーナメント)においては得点12-失点0の抜群の守備力を誇っているからです。
わたしは常々申し上げていますが、上位に行けば行くほど、実力差が小さくなればなるほど物を言うのは ‘ 守備力 ’ だと考えています。
攻撃は水物、計算できるのは守備力だと思っているからです。
では、わたしの個人的見解でもし、もしと考えて行くと。
ベンツマーク中学が初戦を勝ち切り、隣の山からK中学が上がってきたとします。
不思議なことに、ベンツマーク校イレブンの間には、何故だか「K中学に対する苦手感」が弱い。
手ごわい相手だという認識は勿論ありますが、負ける相手だとも思っていない。
これは歴代のイレブンたちも持っていた認識だったように思えます。
毎年勝った、負けたを繰り返しているうちに、彼らはそのように感じるようになったのかもしれません。
これはとてもありがたいことです。
他区の強豪校と対戦する際に、試合前からネーム負けしてしまう心の弱さを時に目にしたことがあります。
そう考えると、苦手意識の弱い相手との対戦はありがたいと思うのです。
ただそれは相手校も同じことで、現状の力関係を見れば全く楽観できないことも確かではありますが。
初戦は似た者同士、決勝は苦手意識の弱いが実力は上の相手。
勝負は ‘ 勝利への執着心 ’ 。
つまり、泥臭くハードワークが出来るか否かにかかっていると思います。
わたしが観た、唯一このチームの試合。
あの試合のような内容ならば、正直、支部で二勝するのは難しいと思います。
ただ、連携良くハードワークを試合終了までし続けられるならば、充分 ‘ 良いブロックに入ることができた ’ と言えると思っています。
強く速く相手へ、ボールへ寄せられるか。
機会を逃さず、パスに逃げずシュートで終われるか。
そして、君たちが本当に都大会でプレイがしたいか。
支部大会を楽しみにしています。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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