ベンツマーク校サッカー部の2024年の挑戦が始まりました。イレブンへの応援を宜しくお願い致します。

三決に持ち越しです。(中学部・2019年秋)

本日、中学部の新人戦区準決勝が行われました。
結果は、0-3の完敗。

昔、長男にこう言われたことがあると書いたことがあります。
’ 素人に言われたくない ’
確かにわたしは指導歴はありますが、サッカーの競技歴はありません。

ただ、その時にも書きました。
素人だけれど分かることもあるんだと。

確かに、歴戦の指導者のようなことは分かりません。
しかし、素人、わたしや今日の試合をご覧になっていた皆様がその目で見たもの、感じたことは大枠で当たっている場合が多いとわたしは思っています。

今日の試合、勝てる気がしましたか?
今日の試合、得点のにおいはしましたか?

秋は種まきの時期。
収穫は来夏。
今はチームの現状を洗い出すことが大事な時期だと常々このブログでは申し上げてきました。
実際、それを実行し、大きく夏の花を咲かせたのが前チームでした。

この試合、完敗でした。
しかし、相手に負けたのではありません。
自身に負けた試合だとわたしは思っています。

一、勝利への執着心のなさ。
このバローメーターをわたしは以下の一点で測ります。
「ボールそして相手への寄せ。」
高度な技術の前に、だれもがその意思を以て遂行できる基本の基本。
これを行えないというのは、勝ちたくないと言っているのも同然だとわたしは思っています。

‘いやいや、精一杯やっているよ’
という事ならば、つまり区の準決勝どまりだということです。
ここで負けても三決で勝てば支部には進出できます。
公立校の弱体化が顕著なこの区だからこそ、三決で勝てばと言う甘えが出てしまう。
支部、都大会は一発勝負。
負けたらそこで終わりと言う試合がこの後、何試合も続くのです。

一、意思疎通のなさ。
実はこちらの方が難しいなぁと思いました。
プレイヤー間での意思の疎通が甚だ少ない。

1失点目しかり。
ゴールポストに助けられましたが、GKとフィールドプレイヤーが譲り合うような形で打たれた相手のシュートしかり。
味方のいない場所に蹴り込まれるパスしかり。
出す方ももらう方も。
攻守にわたって、単発プレイのオンパレードでした。

まだ一試合しか観戦していませんが、このチームは特に技術のある何人かのプレイヤーで引っ張っていくチームではないと思います。
11人、いや全ての部員が一丸となって組織で戦っていくチームではないかと思いました。
もし、そうだとすると、コミュニケーションの欠如はやはり厳しい問題だと思うのです。

声は誰が出せばよいの?
それは全員です。
しかし現実的には、全員が声を出しているそんなチームを少なくともここ10年近く見たことはありません。
やはり、誰かが引っ張らなくてはいけないのが現状でしょう。

声を出すという行為は難しい。
性格的なこともあるかもしれない。
適切な指示を出せるか不安があるかもしれない。
疲れてもう声を出す元気もなくなってしまうかもしれない。
しかし、誰かが出さなくてはいけないのです。

君でもいい、ほかの君でもいい。
声を出し続けることも立派なチームへの貢献です。

秋は種まきの時期。
出来ないことは全く問題ありません。
出来ないままにしておくことが問題なのです。

今日できなかったこと。
次の試合でやってみれば。
必ず成果があるよ。
だって君たちは、それだけのことをやってきているのだから。

がんばれ、ベンツマークイレブン。

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