中学総体区予選決勝。(2018年夏)
本日、総体区決勝を観戦してきました。
結果は1-2。
区2位通過で支部に駒を進めることとなりました。
試合は終始、ベンツマーク校ペース。
それでもこの結果となったのは、少ない機会をしっかり決めた相手校と多くのチャンスを決めきれなかったベンツマーク校との差でしょう。
特にセットプレイからのヘディング。
フリーの状態で枠を捉えられなかったものが3、4本ありました。
練習に工夫を入れるなり、精度を上げる手段を講じなくてはいけないのではないでしょうか。
さて今日は久しぶりの観戦となったのですが、良い発見が一つありました。
以前、キックの大切さを述べたことがありました。
力の拮抗した相手と戦う時、力の上の相手と戦う時に‘飛び道具’が大きな力になるとお話ししました。
コーナーキック、フリーキック、ミドルシュート。
相手に触れさせずに、キッカーのスキルに委ねて得点を狙えることができる。
ここぞという大一番でやるもやられるも、それを多くの飛び道具が勝負を決めてきました。
わたしの感覚ではゴールから半径40Mの距離で枠を、30Mの距離でゴール左右上端コーナーを確実に狙えるキック力があれば、それだけでユニホームを頂いても良いのではないかとそのポイントの大きさを考えるくらいです。
彼のディフェンダーとしての力量はわたしには分かりませんが、キッカーとしての良し悪しはこんなわたしにもすぐに分かりました。
何本目かのフリーキック、ちょうどわたしは彼とゴールを結んだ直線後方からその姿を視野に入れることのできる位置にいました。
ゴールに向かって左サイド、距離は30Mほどだったでしょうか。
右方向からカーブがかかりながら、ゴール右上端に向かってボールは飛んでいきました。
右脚の振り抜きと腰のひねりがとてもきれいで、‘こんなキッカーがいたんだ’と大きな驚きを感じました。
キックの上達は個人の練習の賜物だとわたしは思っています。
つまりそれは、誰にでもその技術を習得するチャンスがあるということだと思います。
優れたキッカーが複数いることはチームにとって大きな力となります。
多くの選手にキックの重要さと、それを身に着ける努力を重ねてもらいたいと願います。
次は支部。
これからは一発勝負です。
先に申した一つ一つのプレイの精度がものを言ってきます。
この後の練習を通して、もう一度意識を高めてほしいと思います。
最後の夏が悔いなきものになりますように。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
追記.
観戦中に、審判を非難するような声を聞きました。
わが子可愛さの声です。
どちらサイドとは申しません。
ベンツマーク校の応援団からこのような声を聞くことのないように願うばかりです。
- 前の記事
中学総体区予選。(2018年夏) 2018.06.11
- 次の記事
支部予選と選手権予選の組み合わせ。(2018年夏) 2018.07.03
コメントを書く