試合観戦にちょうどよい、軽量で手入れのしやすいコンパクト折りたたみシート
そろそろ高校部の総体予選が始まるようです。
しかし、残念ながら都高体連のHPには無観客試合になることが明記されています。
おそらく高体連、中体連が行う大会に関してはこの流れは当分変わらないかもしれません。
一方、先日久しぶりに観戦した試合には「グランドから離れて」という条件がつき、実際多くの方々が道を挟んだ土手の上から試合をご覧になられていました。
この流れも、この騒動が収束するまでは当分変わらないのかもしれません。
この流れに沿うと試合観戦は、グラウンドから距離を取れるところ、今回の’ 土手の上 ’のような場所からに限られてしまうかもしれませんね。
そのような場所で座って観ようとすると、お尻は痛い・服は汚れるというような心配をすることがあります。
そこで今回は、わたしが使用している観戦グッズを一つ紹介しようと思いました。
これからサッカー部の観戦を始めようと考えている保護者の方々、私と同じように ’そろそろ下に敷くものが欲しくなったなぁ’と考えていらっしゃる保護者の方々へ、商品選びの参考になればと思います。
息子が現役部員だった頃は、立って観戦することなど全く問題ありませんでした。
また試合中は写真を撮っていたこともあり、座ることもありませんでした。
最近は撮影することもなくなり、何より観戦を始めてすでに10年以上が経ち、わたしも当たり前のように歳を取りました。(笑)
’ できることなら座って観戦したい。できることなら服も汚さず、楽に座りたい!’と少し前から試合観戦用に使えそうな折りたたみシートが気になっていました。
製品を選ぶ際に考えたポイントは、軽く持ち運びに便利で、かつ手入れのしやすさでした。
アウトドア マットの定番、サーマレスト Zシートソルと迷った末、購入したのはこの「モザンビーク アルミミニ」でした。
すでにアウトドアチェアは持っていました。
背もたれも付いており、快適。
ただし、電車を中心とした移動にはその大きさは不便。
一方、折りたたみシートは広げる地面形状やその表面温度の影響を大きく受けやすく、観戦にはどうかと思っていましたが、実際使ってみると携帯性も含めてやはり便利でした。
モザンビーク アルミミニ
モザンビーク アルミミニには、弾力性・耐久性に優れた XPEフォームが使われています。
防水・防雨加工に加え、砂などがついてもササッと払える素材なので、野外オンリーのサッカー観戦にも気を使わず使うことができます。
製品片側表面のアルミ加工面は熱をうまく反射させることによって、暑い・寒いから身体を守ってくれそうです。
冬場はアルミ加工面を上にしてに陽の温かさと体温を反射、夏場は逆にアルミ加工面を下にして地熱や照り返しをシャットアウトできるようです。
まだ夏場には使用していませんが、コンクリートに座って ’あちっ ’ということが少なくなることを期待しています。
大きさは広げて約41.5㎝×28㎝×厚み1.3㎝、畳むと約14㎝×11㎝×厚み8㎝ほどに。
重さは約69gと軽量で、付属の収納ポーチに入れるとかばんに入れても暴れず持ち運ぶことができます。(※重さは実測)
サイズ | 展開時:約41.5㎝×28㎝×厚み1.3㎝ 収納時:約14㎝×11㎝×厚み8㎝ |
重量 | 約69グラム(ポーチ収納+カラビナ装着時) |
カラー | ダークアース /シルバー |
素材 | XPEフォーム内包 |
付属品 | 収納ポーチ、カラビナ |
付属のカラビナは、かばんにちょっと引っ掛けて持っていくのに便利です。
アルミミニ vs Zシートソル
試合観戦で使用する折畳みシート(座布団)を選ぶ際に比較検討したのが、 アルミミニと米国アウトドア用マットレスの専門ブランド THERMAREST(サーマレスト)「Zシートソル 」。
共にアウトドア製品専門メーカーで、ECサイトでも高評価を得ている製品を市場に提供しています。
また製品として、アルミミニもZシートにも片側にアルミ加工を施し反射板として熱をうまくコントロールしようとしているところに共通点があります。
アルミ ミニとZシートソルを比較してみました。(※アルミ ミニの大きさ・重さは実測)
Mozambique(モザンビーク) アルミ ミニ | THERMAREST(サーマレスト) Zシート ソル | |
サイズ | 展開時:約41.5㎝×28㎝×厚み1.3㎝ 収納時:約14㎝×11㎝×厚み8㎝ | 展開時:約41㎝×33㎝×厚み2㎝ 折畳み時:約6.5㎝×33㎝×厚み7.5㎝ |
重量 | 約69グラム(ポーチ収納+カラビナ装着時) | 約60グラム |
カラー | ダークアース /シルバー | シルバー/レモン、シルバー/ブルー |
素材 | 架橋ポリエチレン(XPEフォーム) | 架橋ポリエチレン(クローズドセルフォーム) |
防水 | 〇 | 〇? |
付属品 | 収納ポーチ、カルビナ | 収納用バンジーコード |
携帯性では、重量に関しては気にしなくてよいほどの差ですが、折り畳んだ時の大きさに違いが出ます。
アルミミニは縦横で折り畳みますが、Zシート ソルは一辺だけの折り畳みなので長さが残ります。
ただ、あまり小さく折り畳み過ぎると折筋から切れてしまうようなことがあるやもしれません(まだそこまで使い尽くしていませんので、想像ですが)。
製品の厚みはZシール ソルの方がアルミ ミニの1.5倍あるので、座った時にZシール ソルの方がより身体に優しいかもしれません。
そしてどちらを買うか考えた末、最終的にモザンビーク アルミミニに決めた理由は以下の2つ。
折り畳んだ時のサイズ
サーマレスト Zシートソルの折り畳んだ時の長手のサイズ33㎝は、小さなかばんで観戦に出かけるわたしにはデメリット。
下の画像は正規輸入元である(株)モチヅキ 公式HPに掲載されている、サーマレスト Zシートソルの折り畳んだ時のサイズ感を表す画像です。
底の深いトートバックなどを常に使うようならば問題ない大きさだと思うのですが、如何せん、わたしは小さなかばんで出かけていきます。
やはり携帯性では、モザンビーク アルミミニの方がわたしには合っていると思いました。
防水の表記
サーマレスト Zシートソルは公式サイトを見ても、販売サイトを見ても、明確に防水という表記が見当たりませんでした。
ただサーマレストはアウトドア用マットの専門ブランドですから、その使用途から考えても防水であるだろうと推測することは難しくありません。
一方、モザンビーク アルミ ミニは、販売サイトで防水・防雨加工と明確にうたっています。
サッカーは屋外競技、そしておおよそ雨天でも試合は行われます。
濡れても平気、汚れてもすぐ拭けるという仕様は外せないポイントだとわたしは考えました。
モザンビーク アルミミニの使用感
座り心地
今回アルミ ミニのクッション性を確認するために、公園に行って改めてテストをしました。
素材だけを触っていると少し硬めなのですが、この無数の丸い突起を押しつぶしながら座るからでしょうか、思いの外【硬さ】をわたしは感じていません。
こんな凹凸のある石の上に敷いて座ったのですが、1.3㎝ほどの厚みしかないのにも関わらずお尻に石のゴツゴツを感じることがなかったのは、この硬さのおかげかもしれません。
携帯性
大きさや軽さは前述のとおりですが、しまいやすさもありがたいポイントです。
普通これだけ小さく折り畳めば、その反発で収納がしづらいと思いますよね。
それが、かばんを脇にはさみ・尚且つカルビナでかばんにつけたままのこんな窮屈な状態でも、付属のポーチに難なくしまうことができます。
試合が終わった、さぁ帰ろうと言う時にササッとしまえるのは助かります。
手入れのしやすさ
わたしの場合、観戦から帰って来ると ’ああ、疲れたぁ’となってしまうことが多々あります。
それだけ応援に力が入っているからでしょうか。(笑)
そんな状態の時は、面倒なことはもうしたくないと思ってしまいます。
別日、雨上がりにもう一度公園に行って、座った後のアルミ ミニの状態を確認してみました。
土手のような場所以外でも、試合会場が学校の場合、建物のこんな縁に座ることが多いでしょう。
座った後に裏面を見ると、当然のように砂その他の汚れが表面にめり込んでいます。
しかしパンパンと叩けば、この程度の砂やゴミならば簡単に落ちてしまいます。
こんな感じで、家に帰ってもう一度手入れをすることはほとんどありません。
できることなら座って観戦したい。できることなら服も汚さず、楽に座りたい
試合観戦を始めた頃はカメラに望遠レンズ、そして三脚を持参していたため、それ以外の荷物は最小限にしていました。
加えて今のように腰痛もなし、折りたたみシートの必要性を感じませんでした。
しかし今は、楽に座って観戦ができるということはわたしにはとても大事なこと。
持ち運びが苦にならず、気を遣わずに使える、折り畳みシート(座布団)は大変重宝しています。
この騒動下、試合観戦で使う機会はめっきり減りましたが、代わりに飲食物を持って出かける散策先でこのシートは活躍してくれています。
観戦で土手や、はたまた建物の縁や階段に座るような時、服も汚さず、できる限り快適に座りたいと思っていらっしゃるなら、折りたたみシートは一考の価値があると思います。
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