ベンツマーク校サッカー部の2023年の挑戦が始まりました。イレブンへの応援を宜しくお願い致します。

ベンツマーク中学サッカー部は試合には出れるの?

もう一月あまりで、新中一生が入学してきます。
そのみんなに向けて、わたしが観てきたサッカー部の練習日数や試合のことを話してきました。

前回は、この部活でとても大切な大会。
日本中学校体育連盟(中体連)の主催する大会の話をしました。
これで、東京都ユース、区ユース、首都圏私学、そして中体連とベンツマーク中学サッカー部が参加している大きな大会はほぼ話しました。

大雑把ですが、年間スケジュール表を作りましたので掲載しておきます。
現役部員のみんな、保護者の皆様、不足・誤りがあるようでしたら、お教えいただければ助かります。
【大雑把な年間スケジュール表】

この表を見ると、ほぼ一年間、なにかしらのリーグ・大会に出場していることが分かります。
ただこれらの対外試合は、公式、それに準ずるリーグ・大会に過ぎません。
実際はこれらの対外試合数と同等、またはそれ以上の練習試合(TRM)を行っています。

なので、中学サッカー部員は、日曜祝日・春夏冬休みはほとんど家にいないということになるのです。
新入生には仮入部、保護者の皆様には説明会がありますので、このあたりのスケジュール感をしっかり理解された上で本入部を決められた方がよいと思います。

さて、本日の本題。
試合に出れるのか?ということについて。

この部活動の目的を、前述の保護者説明会で話があると思います。
わたしはこう聞きました。

競技として勝利すること。

「競技としてサッカーに真摯に向き合い、勝利を追及する過程で多くのことを学び・体験していく」と、保護者としてわたしはその時に理解しました。
小学生チームによく見られる `全員出場で楽しいサッカー’ではない ということだと。

各リーグ・大会、TRMの1本目はその時点でのベストメンバーが出場します。
学年は関係ありません。
体力・技術・メンタル、そして理解の優る11人が、先発としてまずグラウンドに立ちます。

では他の数十人は?
試合に出場する機会は、しっかり設けられています。

流石に上位大会では難しいのですが、区レベルの中体連大会、Jr.ユースの試合でも本試合の後にグラウンドを使用できるような場合は引き続きTRMが行われたりもします。
また通常のTRMの場合、多くはA戦→B戦→C戦→A戦と回して行われています。
(但し、A戦以外は前後半全交代や試合時間が短く設定される場合が多いというのも事実です。)
わたしがこれまでこのベンツマーク校中高サッカー部の試合を1000以上も観てきたというのは、A戦以外に多くの部員の試合を観てきたからです。

試合に出れるかと問われれば、` 間違いなく出れます ‘とわたしは答えます。
但し、公式戦に出れるかと問われれば、` 実力と運次第 ‘とわたしは考えています。
運とは、その時に必要とされている選手がその時その時で異なるからです。
そういう意味では、長男は運に恵まれました。

入部後、すぐにCBに指名され、六年間多くの試合に出場させて頂きました。
ジュニアの頃はFWとしてトレセンにも参加していましたが、そのままそのポジションにこだわっていたならば、あのように試合には出れなかったことでしょう。
これも運だと思っています。

出場メンバーを決めるのは監督の選任事項。
そのポイントは分かりません。
ただ言えることは、
このクラブに入ってくる新入部員は、そこそこの技術を有している子が多いということ。
入部後の練習で、多くの部員が体力をつけてくるということ。
ではどこで、A戦に出れる・出れないの差が出てくるのか?

それは、「話をよく聞ける力」を持っているかどうかだとわたしは感じています。
監督の選任事項だけに、その意図を理解するということは本当に大事です。
簡単そうに思えるかもしれません。
が、実はこの「聞いて・理解する」ことは本当に難しいこととわたしは考えています。

これからベンツマークイレブンとしてプレイを志すみんな、
小学校時代とは異なる環境、指導方法。
最初は戸惑いばかりだと思います。
続ければ見えてくるものもあります。
各々のサッカー、そして部活動の楽しみ方。
六年間をやり切ってもらいたいとわたしは思っています。

がんばれ、ベンツマークイレブン。

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