違和感の大切さ?(ハイキュー!!4-2)
待ちに待った新シリーズ。
が、正月ぼけで見忘れてしまった第一話。
アニメ `ハイキュー!!’4期。
一昨日、第二話をしっかり見ました。
前シリーズ3期は、かつての強豪烏野高校バレー部が絶対的王者白鳥沢学園高校を倒して全国(春高バレー)に出場を決めたところで終了しています。
今シリーズは「ハイキュー!!TO THE TOP、いざ頂へ」と命名され、全国の強豪校に立ち向かう彼らの姿を軸に話は進められる(はず)。
第二話を見たところ、その全国大会を迎える準備期間の話となっています。
1年生ながら烏野の主力メンバーである、セッターの選手は全日本ユース代表候補合宿に、ミドルブロッカーの選手は1生年県選抜合宿に呼ばれます。
一人残されたこのドラマの主人公は、呼ばれもしない県選抜合宿へ押しかけ参加。
当然のことながらチームの一員としてのポジションはなく 、が、球拾いとしての参加は認められるという話になっていました。
いつもとは違った面々と練習を行う彼らが持つ違和感、県優勝校の主力中の主力選手が球拾いとして参加しているという周りの彼への違和感、そして自分自身が呼ばれもしない場所にいる違和感。
この違和感からの `気付き’が、この後のストーリーに大きな役割を示していくのだろうとわたしは思いながら見ていました。
そう考えると、ベンツマーク校サッカー部にこの` 違和感’を感じたことがあっただろうか、感じているだろうかと思ってしまいました。
好不調の違和感は常に感じます。
が、なんと言うか、`なんか違う、ドキドキする’と言った違和感を感じて来ただろうかと思うと、そう断言できない自分がいました。
彼らはとても厳しい練習を行い続け、試合でもその成果を発揮している。
実によく走る。
グラウンドを大きく使い、左右のサイドハーフから中央に入れての攻撃は定番。
守備もよく戻る。
中学部では、都大会の出場を10年間続けていた時期がありました。
三年九大会で五大会、都大会に出場していた時期がありました。
しかし今は、都大会出場の機会なく高校部へ移っていく部員も多い。
高校部に至っては、五年に一度、都大会に進めるかどうかというのが現状だと思います。
中学部は、中体連の大会数が3→2へ減ってしまったこともその一因として考えられもします。
また、中高共にスポーツ強化校の更なる台頭もその一因として考えられなくもありません。
が、その理由を外的要因だけに求めてしまうのは違うと思います。
わたしが、違和感を強く感じると言えないのも大きな一因ではないかと思いました。
「変わらない」という強さがあります。
一方、「変わる」という強さもあります。
先の新人戦で高校部が敗退した際に、飛び道具やフォーメンションの大事さを話しました。
そしてこの話は、以前から繰り返して説いているということも話しました。
グラウンドを大きく使い左右からの攻撃で相手をし止める。
これも大きな魅力です。
しかし、フリーキックで点を積み上げていくことが出来たなら。
ここと言う時に、ヘディング一発で点を取ることが出来たなら。
Etc,etc.
おそらく対戦チームは `なんかいつもと違う、嫌な感じ‘と感じるのではないでしょうか。
ハイキュー!!新シリーズをそう思いながら、わたしは見ていました。
今のベンツマーク校サッカー部にはこの違和感、そして気づきが大事なんだろうなぁと。
前シリーズ内でこんな発言がありました。
今シリーズへの伏線であったのかもしれません。
「俺たちは完成度の高い時間差攻撃をやすやすと捨てられないし、白鳥沢は個人の強さを極めるスタイルを曲げられない。それで今、強豪と言われている訳だね。でも今、烏野には守るべきスタイルなんて無いんだ。強豪と言われていた時代にはあったかもね。だから新しいことに手を伸ばすことに躊躇がない。あの奇跡みたいな神技速攻でさえもすぐに捨てて、新しくしてきた。古く堅実な白鳥沢、新しくも無茶する烏野。どっちもむかつくから、どっちも負けろ・・・」
「バレーボールは高さの球技。大きいものが強いのは明確。個を極めるのも強さ。新しい戦い方を探すのも強さ。だからこそ今、多彩な攻撃や守備が生まれている。強さとは実に多彩。かつて名将アリー・セリンジャー監督が言った。` 未来に発展も変革もないと信じる理由は・・・・ないのである ’」
どう思います?
※題名の4-2というのは、シリーズ4期第2話からという印です。
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