観察・思考の大切さ? (ハイキュー!!4-3)
週末の楽しみ。
アニメ `ハイキュー!!’4期。
録画しておいた第三話を、テレビの前に正座して見ました。
選ばれもしない1年生県選抜合宿に、押しかけ参加した主人公。
球拾い・コート整備・給水係として何とか居座ることに成功します。
悔しさ、情けなさを感じつつも、与えられた役割を通してそこにいる意義を見出そうとします。
県有数の選手たちが放つスパイク。
自分がレシーバーだったらどう対処するのか?
球拾いの目から必死に考え、そして考えます。
トスの位置、相手ブロックの位置、そこから繰り出されるスパイクはどこに飛んでいくのか?
その地点に遅れずに移動するには、身体をどう動かせばよいのか。
恵まれた運動能力に頼っていた今までの自分のプレイを省みるのです。
その姿に合宿に参加している指導者の一人がこう話します。
`初日とは動きが段違いだなぁ。元々、身体能力は非常に高いのだろうが、本能任せに近かった動きが、今、確かに思考が伴っている。そして今はぎこちないそれも、積み重ね経験を伴ううちに、どこかで本能とは異なる・・・・、直観というものに化ける。それに白鳥沢戦でのブロックの時にも感じたが、基礎はこうと言う概念がないよな。自分に何が合っているいるのかを探っているような、そんな感じがするんだよな。空っぽゆえに余計なものは入っていないような・・・。’
このブログで以前、書いたことがあります。
ベンチ、ベンチ外の選手たちはグラウンド上の選手たちをもっと注視する必要がある。
グラウンドに立ちたいならば。
指導者と選手の関係というか、なぜこの選手たちは選ばれてこのグラウンドに立っているのか。
どんなに優れた選手でも、指導者の構想に入らなければグラウンドに立てないということ。
指導者が求めているサッカーとは、選手とは。
どうすれば自分は選ばれ、体現者となりうるのか。
もっともっと観察、思考するべきだという内容だっと思います。
小学校チームの指導者をしていたわたしには、いつも思うことがあります。
このサッカー部の子たちは上手い子が多いなぁ。
なぜ、あの子は試合に出れないのだろう?
違うところに理由があるのだろうな。
一昨日放映された話とは観点は異なりましたが、コート、グラウンドの外にいてもチームのためになること、そして自分のためになることをその姿勢次第で大い見つけ出せるということを伝えたいということは同じだったと思います。
球拾いの主人公が、腹を鳴らしながら言いました。
`いつもの練習より運動量少ないのに、考えるのも腹が減る。’
・・・こんなせりふがベンチ外の部員から聞けたら幸せだろうな。
※題名の4-3というのは、シリーズ4期第3話からという印です。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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