中学総体区予選準決勝。(保護者様観戦記・2019年夏)
昨日行われた、中学総体区予選 準決勝の観戦記を保護者様から頂きました。
ありがたく掲載させて頂きます。
本日行われた区予選の準決勝。
W中学とベンツマーク中の一戦が行われました。
結果から言うと0-1で負けてしまい、翌日の三位決定戦にまわりました。
ボールの支配率は互角か若干、ベンツマーク中より。
シュート数も後半を中心に、ベンツマーク中の方が多かったと思います。
しかしながら、全体を通じて感じたのは、シュートへの意識。
シュート数はベンツマーク中が多かったと思います。
しかし、W中はペナルティエリアに入る前から果敢に打っていたと思います。
前半18分の失点もゴール前の混戦を右に振って、ペナルティエリア外からシュートでした。
少ないシュートチャンスを貪欲に狙ってきた、W中の執念が実を結んだと思いました。
対して、ベンツマーク中はセットプレーやコーナーキックからゴールを狙う回数は多かったものの、最後のFWにつながらず。
また、FWも打ち込めずにゴールには至らず。
後半はゴール前にボールを持ち込んだ時間も多く、何度かのチャンスもありました。
しかし、相手のディフェンスが固く、キーパーの目の前にボールが集まった事もあり、どうしても得点を入れる事が出来ませんでした。
翌日の三位決定戦は、今回の区の一次予選でドローになったO二中です。
今日の第一試合を見た限りでは油断は出来ません。
昨年の新人戦の三位決定戦でO二中はベンツマーク中にPKで負けており、リベンジする気が満々だと思います。
ベンツマーク中も負けじと支部への切符を勝ち取って欲しいと思います。
親は連日の応援ですが、子供たちを後押し出来ればと思っています。
応援でお疲れのところ、観戦記を頂きました。
本当にありがとうございます。
確かに、ボールの支配率・シュート数ともにベンツマーク中の方が相手校を上回っていましたね。
それだけに残念な試合となりました。
選手たちには、改めて原点に立ち戻って欲しいと思います。
サッカーは点取りゲーム。
奪い、奪われ、相手よりも1点でも点数を取った方が、相手よりも1点でも防いだ方が勝利する競技だということを。
昨日の試合に、それほどの闘志を見ることができたでしょうか?
確かに、追っている。
確かに、寄せている。
確かに、取り返しに行っている。
しかし、相手との間にあんな距離を開けては‘アリバイ’と言われても仕方がないでしょう。
(‘身体をねじ込め!’と叫んでいるイレブンがいました。そう感じているイレブンがいたことは救いでした。)
久しぶり観る、相手校。
正直、強いとは思いませんでした。
それ故、アリバイプレイをしていてもボールを保持し、多くのシュートを打つことが出来たのだと思います。
わたしが昨日厳しいことを言ったのは、その先のこと。
ベンツマークイレブンたちは、他区の強豪校やクラブチームとの試合を重ねています。
この先より高い舞台に上ろうとすれば、どんな相手が待っているかは肌で感じているはずです。
いや、感じていなくてはいけないはず。
君たちに問いたい。
都大会常連校に、Tリーグで戦ったクラブチーム相手に、アリバイプレイは通じるだろうか?
高校部のある試合。
前半にふがいないプレイが続いていました。
今は勇退されましたが、当時の総監督先生のハーフタイムの激。
‘ 間を詰めろ。戦って来い!’
それだけの言葉でした。
強く短い激でした。
別チームのようでした。
君たちはこの三年間、どのチームにも負けない練習や経験を積み重ねて来ている。
上手いんだよ。
これは自信を持って言える。
しかし、そこじゃないんだ。
技術じゃないんだ。
勝ちたいという気持ち。
尽きることのない、勝利への執着心なんだ。
その表れが‘ 激しいボールの奪い合いを、勇気を持って挑む’ということ、‘ チーム内で誰よりも多く体を張り、スライディングをし、小手先のうまさではなく、戦う’ということではないのだろうか。
イレブンたちには、より高い舞台に上がって違った世界を見てきて欲しい。
だから言います。
戦って欲しい。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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