久しぶりの観戦。(高校部・2017年冬)
先週末に、高校部の練習試合を観戦して来ました。
40分前に最寄りの駅に着き、徒歩10分で30分前に現地に到着というその日の予定。
キックオフ30分前には遅くとも現地に到着しているというのがわたしの観戦流儀。
部員たちのウォーミングアップを眺め、可能ならば先生方とお話をする。
会場に入ると、部員たちから挨拶を頂きました。
恥ずかしいのですが、実はとても嬉しいのです。
試合観戦を始めた頃、特に練習試合には他の保護者の姿も見えず、わたしは特異な存在でした。
‘あのおじさん、また来ている。’
これは部員達だけではなく、先生方もそんな顔つきでした。
それが何年も通っているうちに先生方ともお話を出来るようになり、ついには部員達から挨拶をしてもらえるようになりました。
長く続けたご褒美だとわたしは密かに喜んでいるのです。
この日もかれこれ15分ほど監督先生とお話したでしょうか。
チームの状態を、そして注目の選手を伺いました。
春先にかけてのこの時期は、今まで気づかなかった(わたしが)新たな戦力を目にする機会が多くあります。
このことは先日のブログにも書きました。
監督先生からは、数名の選手をあげて頂きました。
試合を観る上でとても良いポイントになりました。
この日の相手校は、先の新人戦の地区準優勝校。
この春に行われる関東大会東京都予選への出場も決めています。
(東京都予選には地区の1・2位のみが出場)
さて、どんな試合になるか。
この日の試合は30分で回して行くと言うやり方。
A戦は初めの2本と、最後に40分を1本行いました。
キックオフ。
中盤を軸に、ポンポンとパスがつながる。
早々に二点を得ました。
小気味良いとはこういうプレイを言うのだなぁと感心しながら観ていました。
1失点しましたが、内容としては圧倒。
安心して観ていられました。
先の注目選手の一人。
裏に抜け出すタイミングが良く、今後が本当に楽しみな選手でした。
30分の2本目からは選手の交代も頻繁に行われました。
出て来る選手、どの選手たちも質を落とさず、層が厚くなっていることを感じさせてくれました。
ただあえて言わせて頂ければ、DF陣の下からの突き上げがもう少し欲しいところ。
B戦以降の選手たちの発奮を期待したいと思います。
さてこの試合、一人の選手が先生方から一つの指示を受けていました。
2本目、サイドが変わりちょうど自軍ベンチ前にポジションを取ることになってからは特にです。
彼の魅力は、何と言ってもその速さ。
スペースさえあれば、相手を優に振り切ることが出来ます。
ただ、彼には内に、ボールに寄ってしまう癖があります。
前述の通り、彼の魅力は速さ。
それを活かすには我慢してワイドなポジションを維持し続け、前を向いてボールをもらう体勢と勝負する大きなスペースを確保する必要があります。
そのことを先生方が繰り返して説いていました。
彼にボールが来そうになると我々観戦者も ‘ 開け!!’ の大合唱。
彼も逃げ場がなく、本当にやり辛かったと思います。
ただそれだけ、彼のプレイがチームの勝利を左右するということを感じてもらいたいと思います。
高二生部員も徐々に人数が減り始めていると聞きました。
もうすぐ高三。
センター同時試験も行われ、大学入試を現実的なことと認識し始めていると思います。
次大会のインターハイ予選が終わると、より数が減ってしまうことでしょう。
彼らの足掛け六年間の軌跡を、しっかりこの目に焼き付けておきたいと思います。
次戦、
2月19日(日) 13時キックオフ予定
対 S大学院高校戦
皆様、イレブンたちへの応援を何卒宜しくお願い致します。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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