ゴール裏から。(高校部・2019年春)
先の祝日に、実に四ヶ月ぶりに高校部の試合観戦に行ってきました。
都営三田線沿いにある都立高。
近年めきめき力を付け、都大会出場の常連校となりつつある高校です。
初めてここにお伺いしたのが、六年前。
長男たちが中学部から高校部に合流したその年の秋、新人戦を観戦に行った時のことでした。
そう、今、中学部の学生コーチを勤めてくれている彼が主将を務めていた代の船出の大会でした。
正面校門を入り左に曲がり、校舎横の小道を通るとグラウンドに当たります。
そこはちょうどコーナーからゴール裏へのひと辺に沿ってベンチ椅子が並んでいます。
その時素直にそこに座り、初めて観る高校部公式戦のキックオフをわくわくしながら待った覚えがあります。
対戦相手は会場校であるこの都立高ではなく、地区の私立校。
中・高校を通して都内の強豪として名を馳せている学校でした。
ベンチ椅子はいくつも並べられていましたが、明確に両校を分ける境が設けられておらず、わたしが座っていた隣の向こういくつかの椅子は相手方の保護者の方々が多数座っていらっしゃいました。
相手保護者方のその日の話題は、同時に行われていた中学の新人戦のようでした。
どうやら順調に勝ち進んでいたらしく、この日この都立高で行われる試合への関心は低いようでした。
この対戦校にとってベンツマーク校との試合などは眼中になかったということでしょう。
キックオフ。
ベンツマーク校が押しに押しまくりました。
これだけシュートを放って得点に至らないのが本当に不思議な試合展開でした。
ハーフタイム。
あれだけ余談に花を咲かせていた、その保護者の方々は黙ったままでした。
思えば、あの試合が翌春のインターハイ都予選での彼らの快進撃の前触れだったのだと思います。
また思い出話になってしまいました。
いけませんね。
その同じゴール裏、同じベンチ椅子に腰掛け、久しぶりの試合を観続けました。
ハーフ40分x2本がどうやらAチーム同士の対戦。
左右から崩して2得点、中央から飛び出して1得点。
守備も危なげなく完封。
3-0の勝利。
良し良しと言いたいところなのですが、正直、相手校の元気がない。
インターハイ予選をひと月後に迎えるチームの調子を計る試合とはならなかったと思えます。
この後、ユースリーグで強豪クラブチームのBチームと対戦があるようです。
Bチームとは言え、強豪クラブチームです。
この試合の内容と合わせて判断したほうがわたしは良いと思いました。
そうは言いましたが、完勝。
観戦に行った甲斐がありました。
このインターハイが最後の大会となる部員もいることでしょう。
残りひと月、やり切ってくれることを願うばかりです。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
追記.
先の更新が三ヶ月ぶりの更新。
これほど開けたことは、わたしも覚えがありません。
もう皆様にこのブログは忘れられているかもしれないと思いながら、更新ボタンを押しました。
そして今日。
その記事のカウンターは100を越えていました。
ありがたい気持ちで一杯です。
皆様、このブログをご覧頂き、本当にありがとうございます。
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