夢の続きは高校で。(2017年夏)
前半1-0.
後半0-1.
延長0-0.
PK戦1-3.
いつぞや、わたしは監督先生にこう呼ばれたことがありました。
‘中体連マニア’
そんわたしでさえ、この相手校が支部で敗れた姿を観た記憶はありません。
支部を戦わなかった記憶はあります。
あまりの強さに都大会までの予選を免除されたのです。
押されはしました。
しかし、全員で踏ん張りました。
この相手に勝てるとしたらこの戦い方しかないと言うサッカーを、チーム一丸となってやり抜いたのだと思います。
悲しいけれど、毎年イレブンたちに投げかける言葉を今年も彼らに言わなくてはいけません。
全国までつながる中学総体。
勝ち続けて終われるのは、全国で一校のみ。
ほとんどのイレブンが、夢を残して終わるのです。
だから、わたしは君たちに言うのです。
夢の続きは高校で。
夢はまだ終わったわけじゃない。
まだ途中なのです。
70分間、戦い抜きました。
試合後、相手校の監督がキャプテンを初めベンツマーク校のイレブンたちに健闘を讃える仕草を行っていました。
試合後相手校のキャプテンが言いました。
‘ベンツマーク校の分まで頑張り、都大会で優勝します。’
わたしはこの言葉がこの試合を戦った彼の本意と信じたい。
これらがこの試合の全てだと思います。
今日の君たちは恰好よかった。
・・・只々、良い試合だった。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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削除。 2017.07.12
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