夢の続きは高校で。(2021年・夏)
二年ぶりの夏の都大会。
1-2 惜敗。
後半の1点。
君たちが全力で勝ちを取り返そうとした姿が目に浮かびました。
夏は全国につながる大会。
多くの学校が中学部活の成果を示すそうと、特別な気持ちで臨む大会。
都大会に出場することは、容易なことではありません。
一昨年は、七年ぶりの夏の都大会でした。
昨年はこの騒動下、大会そのものが中止。
事実上、連続での出場となりました。
このチームが区予選を勝ち進んでいる時にわたしはこう書きました。
「ベンツマーク中学も毎年のように都大会に出場していた時期が長らくあった。」
一昨年のチームが、ベンツマーク中学サッカー部復活のきっかけを作りました。
昨年、そして今年のこのチームがその足場を固めてくれました。
君たちのおかげでこれから続くチームのイレブンたちはこう考えることでしょう。
都大会は遠いものではないんだ。
君たちの残した轍はまだ浅くとも、その意義はとてもとても大きなものなのです。
悲しいけれど、毎年イレブンたちにかける言葉を今年も言わなくてはいけません。
全国までつながる中学総体
勝ち続けて終われるのは、全国で一校のみ。
ほとんどのイレブンが、夢を残して終わるのです。
だから、わたしは君たちに言うのです。
夢の続きは高校で。
夢は終わったわけじゃない。
まだ途中なのです。
わたしは、君たちの雄姿をほとんど観ることができなかった。
だからこそ、高校部での活躍をこの目にすることを本当に楽しみにしています。
中学サッカー部のみんな、ありがとう。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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