球は・・・、一歩でも速く。
先日は ’負けないチームへ‘という話をしました。
試合に負けないようにするには、ボールへ相手へ一歩でも速く寄ることが大切だということを書きました。
セカンドボールを支配できれば、優位に攻撃を行うことができるでしょう。
ボールを有する相手に速く身体を寄せることができれば、自由にプレイさせることを妨げることができるでしょうし、ひいては相手にミスをおこさせることもできるでしょう。
「一歩でも速く」という考えは、サッカーに限らず球技全般に言えると思います。
このブログの中でも何度かお話したことがありますが、わたしは三十過ぎまで接触プレイのある球技を行っていました。
都の下位クラスレベルのチームでしたが、それでも指導者として監督・コーチ、そしてその上に総監督がいらっしゃいました。
総監督はご高齢の指導者で、あまり細かな指導はなされない方でした。
ただ、一貫して選手たちに言い続けた言葉がありました。
‘球は玉の下’
この話もブログの中で何度かお話しましたね。
相手よりも一歩でも速くボールに近づき、ボールをまたげという意味でした。
その競技ではまたぐと同時にボールの所有権が認められ、相手にはオフサイドラインが生じます。
一歩でも速くボールを奪い、ボールを動かし続けろということだけは口すっぱく言われていました。
試合中、頭が空っぽになってしまう時があります。
自分は今、何をするべきなのかが分からなくなってしまうのです。
そんな時は、‘球は玉の下’とぼそぼそとつぶやいたものです。
難しい指示よりもありがたい言葉でした。
イレブンのみんな、試合中に何をしたら分からなくなったらつぶやいてみてください。
‘球は玉の下’
一歩でも速く。
くれぐれもつぶやく程度に。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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